1ドル100円を超えるとよくないらしい

 ちょっと遅いですがあけましておめでとうございます。

 政治も新しい政権になって今後に期待したいところですね。選挙で未来の党に投票して詐欺同然の被害にあわれた方、何というか・・・ご愁傷様です。

 本題です。最近為替で1ドル100円を超えると生活に影響がというニュースを見かけました。11月の経常収支もついにマイナスになってしまったみたいです。少し円安に傾いただけでのこのニュースは今後出てくる統計がよっぽど悪いのかと気になりますよね。

 ということで、経常収支の統計を調べてみました。













 
 

 経常収支とその内訳の時系列です。

 貿易サービス収支が相変わらず見るも無残な結果になってますが、所得収支の落ち込みのほうが大きいようです。

 ということで、さらに所得収支の内訳を調べてみます。















 

 
 
 11月所得収支を見ると証券投資収支の配当金の落ち込みが目立ちます。過去の傾向を見てみても11月と12月は数字はあまりよくないみたいみたいなので、来月の統計も貿易サービス収支が著しく改善しない限りよい数字になるということはなさそうです。

 まとめると11月経常収支マイナスの大きな原因は証券投資収益の配当金の減少と貿易サービス収支の赤字拡大。今後貿易サービス収支の過去の傾向を見ても2月ぐらいまでは不安定な数字が続きそうですが、円安に振れたのは11月あたりからなので円安の影響は今後の統計を見てからということかな。
 
 それにしても配当金の収益が重要になる時代になったんですね。悲しいやら恐ろしいやらですが、受け入れていくしかなさそうです。








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