住宅ローンとその他個人ローンとの違い(住宅ローンのメリットを考える)

 少し順番が違いますが、住宅ローンとその他ローンの違いを説明する中で、住宅ローンのメリットを考えてみたいと思います。

そもそもローンを組むことは、将来得るであろう利益を現時点から享受することができることがメリットですが、中でも住宅ローンのはその他個人ローンと比較してみてもほぼ最高に有利なローンです。

具体的には

①低金利でローンが組める

②長期間で返済することが認められている

③一部繰上げ返済ができる。(ほとんどその他ローンでは、繰上げ返済はできますが、一部繰上げ返済はできません)

④住宅ローン控除がある

まさに至れり尽くせりのローンです。住宅ローンをこれから組む人、又は組んでいる人はこの有利な点
の活用を考えることも必要です。

例えば、現金で家は買えるが、車購入等、その他出費の予定があり、いずれローンを組まなければいけない場合、現金で買えるのにわざわざ住宅ローンを組んで購入するということもありですよね。

この例えの場合、流動性の確保と、将来するべきローンをよりよい条件で前借できたことがメリットになります。

ということは、

メリットが少なくなったなら一部繰上げ返済
メリットがなくなったなら繰上げ返済

のような返済に対する予定まで立てられることになります。

こんな感じで住宅ローンについて、デメリットだけでなく自分にとってのメリットを把握しておくと、考えの幅が広がり、最善の行動をとることができ易くなります。

住宅ローンは使い方により、本来の目的である住宅購入のほかに、今後のライフプランにおいてもより良いパフォーマンスを引き出すことができる使い勝手の良 いローンです。ローンを組むと返済ばかりを考え、ネガティブになりがちですが、住宅ローンのメリットを最大限に活用することも考えていきましょう。






関連記事:


0 件のコメント: