住宅ローン審査ついて

銀行住宅ローンの審査について書いてみようと思います。

住宅ローン審査には大きく分けて借入人の審査と購入不動産の審査の2つがあります。
この2つの審査をクリアしないと融資が受けられません。

審査項目ですが借入人の審査では、年収、勤務先、勤続年数、返済比率、信用情報が主なものになります。これをクリアできない場合は、連帯保証人を立て、基準を満たすかどうかという話になります。

一方、購入不動産の審査では、大まかに言って、弾き出した担保価が基準を満たしているかどうか、建築基準法等、法律に沿った土地建物かどうかと言うことが審査基準になってきます。

一般的に融資を受けられる金額としては、年収の6~7倍と言われていますが、ローンの種類によって基準がそれぞれありますので一概には言えません。私の感 覚では返済比率(1年の返済金額÷年収×100)が30%前後、年収500万以上、不動産購入金額に対するローンの割合が80%以内であれば大体の種類の ローンは組めると思います。もちろんそれ以外の項目で何事もなければの話です。

余談になりますが、広告やPR等に「100%」や「200%」と 書いてあるものを目にすることがあると思います。あれは銀行や保証会社が計算した担保価格に対して100%や200%のローンが組めるということで、購入 金額に対して100%、200%借りられるわけではありませんのでご注意ください。

現在の住宅ローの種類は、この担保価格に対するローンの割合 で分けられている場合がほとんどですので、(まれに女性専用、外資系専門等のローンもあります)担保価格に対する借り入れ金額の割合が少なければ少ないほ ど、金利や保証料等の面で、より有利な条件で融資を受け易くなります。なるべくお金を貯めてからローンを申し込むのが、確実な方法だと思います。

最後にもう一つ、住宅ローンの審査に通ったから確実に自分でも返済できるだろうと思っている方がいると思いますが、大きな間違いです。年に数件は必ず払え なくなり、人生を棒に振る方がいらっしゃいます。自分自身でも、リスクをしっかり見極め返済計画を立てるようにしましょう。






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